生きた英語ってなに?
あうりんこENGLISH STUDIOの英語インストラクターが
中学生のレッスンで大切にしていること。
西東京市の田無駅近にある、小学生からの英会話教室あうりんこENGLISH STUDIO 代表の臼井あゆみです。
入会動機でたびたび、生きた英語(=使える英語)を習えるから、と書いてくださる親御さんに出会います。
では、生きた英語ってなんでしょうね。
先日、ある中学生からこんな質問があったそうです。
「欠席した人はいません」って、英語でなんて言ったらいいですか?
皆さんなら、どう答えますか?
レッスンを担当しているインストラクターはこう答えました。
Nobody is absent.
とか
No one is absent.
質問した中学生は、
主語を「欠席した人は」にしたい、とさらに続きます。
(この姿勢を他のインストラクターも大絶賛!)
主語がそれだとすると
There is not anyone who is absent.
でもこの文章、文法としては○マル。
テストで得点ゲットかもしれません。
でも実生活では✖️バツ。
英語話者はまーーーず言いません。
この文章が出てくる発想すらないです〜
NobodyとかNo oneで始まった方が簡潔で自然。
(ただし、Nobodyは大抵高校で詳しく勉強します)
言い換えると、
直訳するよりも、NobodyとかNo oneが自然に出てくると、相手に伝わる。
伝えたい本質が、相手に理解されるように言う。
だから、直訳でない方が良い時もある。
生きた英語(=使える英語)とは、こんな風に解釈できますね。
昨今、学校の試験等で、この生きた英語を問われる設問が多く見られます。
「自分、日本語の発想や英文法に捉われすぎていないか?」
この視点を持って臨むと、英語スイッチが作られます。
さらに、質問してくれた中学生のように
「あぁそうなんだ」おわり、にせず
「それって自分が聞きたかったことと、ちょっと違うんだけど〜」と
そのままにせず質問する、そして吸収する。
すると英語スイッチがオンになる瞬間がきます。
そして、生きた英語(=使える英語)を
聞いたり読んだりする機会を数多くもつこと。
単語を覚える、文法を理解することと同じく
これも大切な英語学習のひとつです。
真似る=学ぶ、だからですね。
そして、あうりんこのレッスンでは、
生徒さんとこんな風なやりとりを大切にしているんですよ〜
この質問をしてくれた中学生ありがとうね。
その問いを持つ姿勢、脳内に浮かんだ「?」をアウトプットする姿勢が、英語上達の第一歩です!
コメントをお書きください